デジタルアーカイブ

国宝や重要文化財などの貴重な文化遺産や、西陣織、工芸品などをデジタル化し、データの保存と利用を図る事業です。特に、文化財の高精細スキャニングでは、大日本スクリーンとの共同で日本で最高レベルの技術を有しています。 Webサイトに掲載する写真の撮影や住宅・事務所なども撮影します。またご要望により画像編集や画像の加工も行っています。

文化財のデジタルアーカイブ

文化財は常に火災や破損、褪色、自然劣化などのリスクにさらされています。 貴重な文化財の画像を永久に保存する手段としてデジタル化があります。襖絵など大型のものは、写真では解像度や照明、画像のひずみなどの問題があり高品質にデジタルデータ化しにくいのが現状です。

大日本スクリーンとアペイロンが共同で運用する日本で唯一の大型高精細スキャナーは、安定したスキャニングと客観的で正確な 記録、画像処理で、他にはない高レベルのデジタルデータを作成することができます。

文化財スキャナ仕様

読取り方式
3ラインカラーCCD 7300pixels 光学部移動方式
照明
蛍光灯2本照明、片側照明、逆片側照明
基本解像度(画素数):読取有効エリア:読取時間
200dpi(1億11百万画素):W 850mm×H1998mm:263sec
400dpi(2億22百万画素):W 453mm×H1998mm:502sec
600dpi(3億34百万画素):W 299mm×H1998mm:739sec
被写体サイズ
横=制限無、縦=3900㎜
縦設置=襖、屏風、絵画、掛け軸
うつ伏せ設置=軸物、巻物、織物・布、大型平面地図
簡易移動型(持ち運び容易)
色空間
sRGB、色精度/平均色差 ⊿E<2(色表 Q60内代表84色)
入力フォーマット
RGB-TIFF
本体サイズ
W1240 x H2450 x D1260

大型スキャナーデジタル化実績

  • 寺社(京都市右京区)狩野山楽襖絵
  • 保存会(京都市下京区)京都祇園祭の鉾・織物
  • 保存会(京都市中京区)京都祇園祭 山・胴掛
  • 神社(京都市西京区)神社所蔵の文化財
  • 神社(京都市東山区)神社所蔵 襖絵 多数
  • 神社(八幡市)古文書多数
  • 寺社(京都市下京区)書院 文化財
  • 寺社(京都市東山区)襖絵デジタル化
  • 神社(京都市北区)古文書、古地図(取材含)
  • 寺社(京都市東山区)襖絵
  • 博物館(東京都)襖絵
  • 博物館(福岡県)屏風等
  • 城(愛知県)襖絵
  • プラザ(福井県)山車見送り
  • 城(京都市中京区)襖絵

※文化財には、厳しい規制などがありホームページでイメージをお見せできるものはほとんどありません。
ご了承ください。